廃棄物処理法に基づき、特別管理の産業廃棄物を処理する場合は、適正な処理を行うために必要な専門知識と技能を習得しなければなりません。
受講資格は特にありませんが、許可申請を前提として受講する場合は、法人の場合、法人の代表者、又は法人の役員。
個人の場合は、代表者が受講しなければなりません。
許可の申請には欠格要件がありますので、該当する場合は講習を受講し修了証を取得しても、許可の申請を行うことはできません。
講習会概要
受講料:特別管理産業廃棄物の収集・運搬 – 46,200円
プログラム:3日間
【1日目】
- 9:00 受付、開講式
- 10:00 行政概論
- 12:00 昼休み
- 13:00 行政概論
- 15:30 終了
【2日目】
- 8:30 受付
- 9:00 環境概論、特別管理産業廃棄物概論
- 12:00 昼休み
- 13:00 特別管理産業廃棄物概論、安全衛生管理
- 17:00 終了
【3日目】
- 8:30 受付
- 9:00 収集・運搬
- 12:00 昼休み
- 13:00 業務管理、修了試験
- 16:00 終了
試験の出題数:48問(行政概論出題数18問)50分
判定の基準(全てを満たすこと)
- 総得点の75%以上
- 行政概論の出題で75%以上
- その他の科目で0点がないこと
※修了試験で不合格だった場合は2回まで再試験を受けることができます。(1回3,000円)
講習会場は全国で実施されていますので、どの地域で受講されても構いません。日本産業廃棄物処理振興センターのホームページで確認されるか、各都道府県にある産業廃棄物協会に手引がありますのでそちらで確認もできます(無料、申込書付)
許可の有効期限
講習会後の修了試験で合格すると、2週間ほどで修了証が郵送されます。
新規講習で取得した修了証は5年間の有効期間があるので、その間好きなタイミングで新規の許可申請を行うことができます。
更新の講習会の場合は、2年間の有効期間のため、許可の更新日より遡ってから2年以内に受講する必要があります。